| ○鬼 | オニは隠で、鬼は気であるといいます。民俗学においては祖霊・地神・山人・が神道 系・修験道系・仏教系それに中国の鬼と結びついていることを説いています。 「隠」の古い字音onに母音iを添えた語を言い、恐ろしい形をした怪物 奈良時代の万葉集には「鬼」の字をモノと読ませています。モノは直接言う事を避け なければならない超自然的な恐ろしい存在(物の怪)に対して、オニは本来は形を見 せないものでありました。平安時代から、仏教・陰陽道における邪気の像が強く影響 されて異種異型の恐ろしい怪物として想像され、江戸時代には、金棒を持ち二本角を 生やし、三本爪でさざえのようなあごで、虎の皮の褌をした青鬼・赤鬼の姿として記 憶されました。 |
| ○4匹の鬼 | 赤・青・白・黒鬼 陰陽五行の思想からきているといわれております。 五行を五色にあて、中央を黄色・北を黒・南を赤・東を青・西を白とし、自分が住ん でいる中央以外を野蛮なものが住んでいるとした。 また、同じように、四神(しじん:ししん)、天上の四方の神(星宿)、すなわち 青竜(せいりょう:東:青:春)・朱雀(すざく:南:赤:夏)・玄武(北:黒: 冬)・白虎(びゃっこ:西:白:秋)をいい、高松塚の古墳の壁画にも見られます。 四つの神獣に「青、白、朱、玄(黒)」の色が冠されているのは、これに黄を加えた五 原色から、五行説に縁があるといわれています。四方と同じように、四季にも「青春 ・朱夏・白秋・玄冬」と四色が当てはめられています。このようなことから、当社の鬼 も赤・青・白・黒鬼の鬼がいます。 |