阪神大震災の経験から  藤原 真由美

1.普段の準備
2.避難所で
  嬉しかった事 
  辛かった事
  ペットについて  
3.要望

 加藤さんは、震災時、大阪に住んでいました。ご両親が、被害の最もひどかった長田に住んでおられ、安否を気遣いながら倒壊した家屋の間を縫って、自転車で道無き道を辿り、震災直後の長田の町を眼の当りにされた方です。幸いにもご両親は、ご無事でしたが、その後、ボランティアとして2ヶ月あまりにわたり、長田の高校の体育館で450人の避難者の食事配りや生活のお世話をされました。
 現在は、喜多見のガソリンスタンドで働いておられます。貴重なご経験が皆様方のいろいろな準備にお役に立てば幸いです。(12/1 admin)

普段の準備
最低限必要なもの

水:自販機使用不可、500ml入りのペットボトルがお奨め
現金:最低限度
食料:家族の人数*3,4日分
貴重品:保険証、身分証明書
医療記録:持病持ちは、投薬記録
懐中電灯:夜街灯がつかない、仮設トイレにも電気なし
小型ラジオ:最高の情報源となる

トレッキングシューズ(底が厚いもの)
道無き道を歩くので、普通の靴では瓦礫で底が抜けてしまう。
家族の集合場所 自宅ではない第2,第3の連絡先及び集合場所を決めておく事
携帯電話 役に立つ
避難所で  
医療情報 不可欠、透析その他
子供・老人

子供・老人はできるだけ早く避難所から親戚の元へ行かそう!

嬉しかった事  
ボランティアの炊出 温かいものが嬉しかった。
吉野屋の牛丼、うまかったで。
奈良の坊さんの豚汁とみそ汁、これもうまかったで。
やのつく自由業の人達 余震等で建物の中はこわくておれない人は、グランドに逃げている。朝一に、トラックにoutdoor用のテント、防寒着、バナナをたくさん積んでやってきた。被災民の方々は疲れておられるでしょう、任せてください、と言い、テントをずらーっとグラウンドにはっていってくれた。ポリバケツ2つ持ってよろよろしている自衛隊の兄ちゃんよりずーーーと使えたで。バナナはすぐに食べられるしな。
辛かった事  
救助活動のもどかしさ 自衛隊は夜になって暗くなったらやってくれへんのや。この瓦礫の下に誰かおるんやないか、思うとほんとにもどかしかったで、くやしかったで。助けてやれんのや。
わがままさ 真由美ちゃん、あんた知り合いやろ、なんて言って自分のわがままを通 すおばさん、これは本当に困ったで。
ペットについて  
動物の役割 飼い主と周囲の人々の良識の中で、ペットはかなりの心休まる存在となった。犬、猫、ハムスター、鳥いろいろなものが同居していた。吠える犬は、飼い主さんが裏手に繋いでいた。
動物ボランティア しばらく立つと、動物のボランティアが、それぞれの餌の種類等出きる限りの事はやってくれた。
バスケット等が必要
おもちゃも1つぐらい持って出てあげよう。
要望  
消火栓の国内統一を! よそから消防車が来たって消火栓の口径が違うねん。これは統一しないとあかんで。
消火栓位置の地図は日本中の消防署が持っていて欲しい。 よその県から来た消防署に消火栓の位置聞かれたって、うちら、わからへん。何とかしてほしいよ。